親知らずの抜歯
近年、生活スタイルや食生活も変わり、歯は大きいけれどあごが小さくて親知らずが埋まってしまっている方が80%以上います。生えている親知らずの抜歯ならばそんなには大変ではなく、普通の歯科医院でも可能です。しかし、埋まってしまっている親知らずに関しては、やはり専門の口腔外科に行かなくてははなりません。
「親知らずを抜くのに大学病院まで行って、1時間もかけて抜歯されて大変だった!」とよく聞きます。口腔外科はどうしても大きい病院にしかありませんので、時間がかかる上、土日は対応してくれません。
当医院では、抜歯相談後に口腔外科専門医が抜歯を行なっております。
(当日抜歯は行なっておりません)
親知らずを抜くのが怖い方でもリラックス外来を利用すれば、痛みなく抜歯ができます。
親知らずでお困りの方はぜひご相談ください。
あなたの親知らずのはえ方は?
1. まっすぐ
- 上下の歯がしっかり噛み合っている。
- 歯磨きの時歯ブラシが奥までしっかり当たっている。
この状態は、抜歯(歯を抜く)しなくても大丈夫です!
しかし、一度でも虫歯になったり、歯茎が炎症を起こした場合は抜歯をお勧めします。
親知らずは一番奥の歯で磨きにくいので、磨き方を歯科衛生士にしっかりと教えてもらって虫歯にならないように気を付けましょう!
2. 斜めで前の歯にひっかかっている
隣の歯が虫歯になりやすくなります!
親知らずが斜めに生えているせいで食べ物がつまりやすくなり、歯を磨きにくくなっているのが原因で、となりの歯までもが虫歯になってしまいます。
このような生え方の親知らずは前の歯に当たっていて、これ以上生えてくる事はありません!
周期的に歯茎が腫れたり、顎が痛くなったり、体調が悪い時・疲れがたまっている時に諸症状がでます。
放置しておくと、前の歯が根元付近で虫歯になり神経をとらないといけなくなったり、最悪抜歯になる事もあります!
この状態の親知らずが生えている方は早めに抜歯をお勧めします。
通常、他医院では大学病院や外科処置が出来る病院に行かないといけませんが、当医院では院長が外科出身ですので当医院での抜歯が可能です。
3. ほぼ真横にはえている
この状態の親知らずは生える事はありません。
見た目も歯茎の中や骨の中にうまっている為解りません。
歯科医院にてレントゲンを撮る事で親知らずがあるかないかが解りますので、一度レントゲンを撮って確認してみましょう。
症状として
- 歯ぐきが痛くなる
- 顎が痛くなる
- 口が開かなくなる
これらの諸症状が一度でも出た事がある方は、抜歯を考えた方が良いでしょう。