夏になって暑くなってくると、炭酸飲料や清涼飲料水、コーヒーなど、冷たい
飲み物を飲む機会が多くなってきますね。
自動販売機やコンビニ、スーパーなどで手軽に買えるジュースなどの清涼飲料水は、甘くておいしいため、
普段の水分補給として飲まれていると思います。
しかし、炭酸飲料や缶コーヒーなど、清涼飲料水には多くの糖分が入っており、
飲み過ぎには注意する必要があります。今回は清涼飲料水に含まれている糖分の量をご紹介したいと思います。
清涼飲料水に含まれる糖分の量
私たちが日頃よく目にする清涼飲料水の、各種類別の糖分含有量を調べてみました。
わかりやすいようにg以外にも、1個4g程度の角砂糖が何個に相当するかを目安に記載します。
炭酸飲料500ml:40~65g(角砂糖10~16個分相当)
コーラやサイダー、フルーツテイストの炭酸飲料は糖分の量がとても多く、
500mlのペットボトルで角砂糖10個以上の糖分が含まれています。炭酸は苦みを感じるため、
それを補う形で多くの砂糖が使われているのも理由の1つです。
缶コーヒー190ml:2~13.5g(角砂糖1~3個分相当)
缶コーヒーにも意外と多くの砂糖が使われており、一般的な甘い缶コーヒーで角砂糖およそ3個分
、微糖タイプの缶コーヒーでもおよそ1個分の角砂糖に相当する糖分が使われています。
缶コーヒー1本あたりの量は少ないものの、1日に何本も缶コーヒーを飲む方は注意しましょう。
スポーツドリンク500ml:20~34g(角砂糖5~8個分相当)
一見体によさそうなスポーツドリンクですが、見かけによらず多くの糖分が含まれています。
激しいスポーツや汗をかいた後には効率よく水分補給ができますが、多くの糖分も摂取しているので注意が必要です。
果汁100%ジュース500ml:50~60g(角砂糖12~15個分相当)
果汁100%ジュースの中には、果物をしぼったそのままのものではなく、濃縮した果汁を薄めて
100%にしている濃縮還元ジュースがあります。濃縮還元の場合、風味や甘味を増すため砂糖が
使われている場合があります。また、果汁には果糖も含まれるので、
100%ジュースも糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。
このように清涼飲料水には多くの糖分が含まれており、日常的に飲んでいると
虫歯のリスクだけではなく肥満や生活習慣病のリスクも高まります。
これを機会に、普段の水分補給はお水を飲む習慣に変えてみられると良いかと思います。