こんにちは!やまだホワイトクリニック歯科です。
子供の頃、歯が抜けると抜けた歯を屋根の上に投げた事ありませんか?
私も小さい頃、上に向かって投げなさいと言われて投げた思い出があります。
日本では、「下の歯が抜けたら屋根の上に投げ、上の歯が抜けたら縁の下に投げ入れる」という言い伝えがあります。これは続いて生えてくる永久歯をその方向へきちんと導いてくれるように、という意味が込められています。
投げる時の掛け声は各地域様々あるようです。
「鬼の歯と変われ」や「鬼の歯より先に生えろ」や「いい歯が生えろ」など様々あるようです。
皆様はどのような掛け声で乳歯を投げたか覚えていらっしゃいますか?
ちなみに日本だけでなく、中国・シンガポール・タイ・ベトナムでも同じような文化があるそうです。欧米では、抜けた乳歯を枕の下に置いて寝ると、歯の妖精が集めに来て、代わりにコインを置いていくという言い伝えがあるそうです。
現代はマンションなどにお住まいの方が多いので、なかなか歯を投げることは難しいかもしれませんが、昔ながらの風習で乳歯を投げお子様の健やかな成長を願ってみてはいかかですか?