よく歯に着いた茶色いのが気になります
という患者様もいらっしゃいます。
着色の主な原因として
1、ポリフェノールを多く含む食品
コーヒー、緑茶、赤ワイン、カレー、チョコレートetc
2、タバコに含まれるヤニ
着色の原因になりますが、歯面だけでなく歯肉の色素沈着の原因でもあり、歯肉の黒ずみを引き起こします。
(小さなお子さんは口呼吸なども関連してきます。)
毎日歯磨きをしていても、歯面に着色がみられるのは珍しくありません。
歯磨きだけでは、着色を完璧に予防できない場合が多いです。
それは、単に汚れが付着しただけでなく、唾液中のタンパク質(ぺクリル)と結びついて歯面に沈着してしまうことが原因となります。
クリーニング(定期検診、PMTC)は、セルフケアでは除去できない着色を除去できます。
毎日のブラッシングで着色を予防し、定期的にクリーニングを受けることは、歯の白さの維持はもちろん、お口の健康維持につながります。
自宅で着色の予防・除去を行うには、歯磨きの仕方が大切にもなります。
しかし、汚れがなかなか落ちないからといって、力を入れてこすってしまうと、逆効果になる場合もあります。
ブラッシング圧が強すぎて歯の表面に傷ができると、汚れが付着しやすくなってしまうのです。
歯磨きを行う際は、1本1本を丁寧に適度な力加減で磨くことが大切です。
当院では患者様に合ったブラッシングの指導を受けられますので、一度ご自身の歯の磨き方を見直してみてはいかがでしょうか?
ぜひ、ご来院お待ちしております。