むし歯になりやすい人と、そうでない人の違い

こんにちは、福岡市博多区古門戸町のやまだホワイトクリニック歯科の安増です。このところ暖かくなってきてだいぶ過ごしやすくなってきましたね。

さて、今回はむし歯になりやすい人とそうでない人のおはなしをしようと思います。

世の中には普段から風邪を引きやすい人や、おなかをこわしやすい人、体調を崩しやすい人がいます。それと同様に「虫歯になりやすい人」もいるのでしょうか。答えはイエスです。虫歯のことをう蝕(カリエス)というのですが、「虫歯になりやすさ」のこと を、「カリエスリスク」といいます。
このカリエスリスク(=虫歯発生因子)というものにはどんな要因があるのでしょうか。 それを、以下のグループ分けで見ていこうと思います。

まずは、
歯の質が弱い、歯並びに問題がある。 また、歯そのものに原因がある。
家族に歯質の弱い者がいる人
生まれつき歯質が弱い人
歯並びの悪い人
奥歯の噛み合わせの悪い人

口の中の虫歯菌の量が多いと、カリエスリスクは高くなります。
お母さんの虫歯の本数が多い人
虫歯の治療経験のある人
現在進行形で、虫歯のある人

唾液には色々な抗菌成分が含まれており分泌量が少ないと、口の中が浄化されにくいです。
普段からロが渇きやすい人
日頃からストレスを多く感じている人
複数の投薬などでだ液量の少ない人

食習慣、生活習慣・生活状態がリスクを招きます。
甘いものをよく食べる人
間食の多い人
生活が不規則な人
妊娠中の人

他にも、歯の生えかわりの時期や、歯茎が下がって歯根部が露出してきた人もカリエスリスクが高いといえます。
いま現在、これらの項目に当てはまるひとは、要注意と言えるでしょう。3人に2人は、自分は虫歯になりやすいと思っている、との統計もあります。

初期虫歯になりやすいひととは?

カリエスリスクが高いと、「初期虫歯」におかされやすくなります。
初期虫歯とは、歯垢(プラーク)に含まれる細菌のつくる酸が、歯からミネラル分を溶け出させ、表面からはわかりにくい、歯の表層下がスカスカになる状態をさします。見た目には白く濁った状態に見えます。
この初期むし歯が進行しますと、歯に穴があき、痛みを伴うむし歯になってしまいます。
歯の表面に付着した歯垢をきれいに除去すると、 再石灰化がされやすくなります。
かかりつけの歯科医院で定期的に健診を受け、正しいブラッシングで、カリエスリスクの高いと考えられるひとは予防をしていきましょう。

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