食べ物をしっかりと噛むことは、消化器官への負担減、味覚の発達、肥満予防など、さまざまな良い影響があると言われています。しかし、必要以上に噛むことで多くの悪影響があることをご存知ですか?
食事や会話以外で歯を噛み合わせてしまう癖をブラキシズムと言い、発生時で分類すると寝ている時は睡眠時ブラキシズム、起きている時は覚醒時ブラキシズムと分けられます。
動態で分類すると、ギリギリと横に動かすグラインディング、ギュッと噛みしめるクレンチング、カチカチと当てるタッピングと大きく3種類に分けられますが、どれも歯や顎関節、顔の周りの筋肉に余計な負担を掛けます。
例として、歯周病の悪化、歯がしみる知覚過敏、歯や歯の根の破折、顎関節症など、歯科領域における多くの障害に関与すると考えられています。
睡眠時ブラキシズムは自分でコントロールできないため、マウスピースをはめることで力を分散させ、歯や顎関節を保護することが大切です。(マウスピースは保険適用です。詳しく知りたい方は当院スタッフまで)
覚醒時ブラキシズムは、TCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)とも呼ばれ、スマホやパソコンに集中している時や、ストレスがかかっている時に発生しやすいと言われています。力としては弱いですが、長時間のため結果として大きな負担となります。
TCHを治すには自分で意識して制御するしか方法はありません。ふとした瞬間に歯と歯が接触していないか確認する癖をつけ、接触していたら肩の脱力させリラックスしましょう。
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