こんにちは、今回は歯ぎしりについてお話したいと思います。
皆さんは歯ぎしりって自分でしてるかどうかわかりますか?寝てる間の事は無意識なのでわかりませんよね。
実は睡眠中の歯ぎしりや、何かに集中したり緊張しているときの歯の食いしばりや噛みしめはほとんどの人に見られます。
精神的ストレスや緊張のせいで、その頻度や程度がひどくなるといわれています。
歯ぎしりや噛みしめなど、強い噛む力が歯をダメにしてしまうのは、歯垢や歯石が歯の周りにたまって歯茎に炎症が起こっているときです。
歯茎の炎症と歯ぎしりが同時に起こると歯の周りの組織の破壊が急速に進行してしまいます。
歯ぎしりや噛みしめは無意識の癖なのですが、起きているときの咬む力の5倍程度の力が歯にかかるとも言われてます。
歯ぎしりのひどい人は歯や歯茎が大ダメージを受けることがあり、歯の神経を取ってしまった歯は栄養も行き渡らなくなるので、歯ぎしりの力が加わると割れやすくなってきます。
歯並びの悪い人や咬み合わせが悪い人は歯ぎしりによって残っている歯にダメージを受けることがあります。
起きているときは意識をすることで歯ぎしりや食いしばりを抑えることができるかもしれません。
ただ、寝ているときは無意識なので、歯ぎしりの力から歯や顎の関節を守るには、マウスピースを作ってみるのも良いかもしれませんね。