歯間とフロスどちらを使えばいいの?

~歯と歯の間を磨くとき、フロスと歯間ブラシどちらを使えばいいのか?~

まず、使いやすさでは、歯間ブラシの方が使いやすいかと思います。

フロスは歯と歯の間をのこぎりを引くように歯と歯の間のコンタクト部分(歯と歯が接している部分)を少しずつ通して、歯と歯ぐきの間に到達します。

この手間が、奥歯になるにつれ慣れるまで磨きづらくなります。

歯間ブラシは、歯と歯の間のコンタクト部分は磨きません。

いきなり「歯ぐきと歯の間」、歯周病のポイントに入れて、その部分の歯周病菌(プラーク)を落とすように磨きます

~デンタルフロスと歯間ブラシは歯の隙間に合わせて選ぶ~

歯の隙間の広さによって、適したアイテムは異なり、歯と歯の隙間が狭い箇所にはデンタルフロスが、

隙間の幅が少し広い場合には歯間ブラシが適しているでしょう。

▼デンタルフロス

歯と歯の隙間が狭い箇所に適しています。

歯間ブラシと違うのは、フロスは細い糸なので、歯間ブラシが入らないぐらいの歯と歯の間も掃除することができる。

歯と歯茎の間の深く(歯周ポケット内)まで、沿わせて清掃できるので、歯ブラシ・歯間ブラシの届かないところも掃除をすることができるのです。

▼歯間ブラシ

歯と歯の隙間が広い箇所に適しています。

歯ブラシでは磨きにくい歯と歯の間に溜まった食べカスなどを掃除するものです。

歯肉が下がって歯間部が広い場合

ブリッジを装着している場合

歯間ブラシは歯ブラシと併用することで、9割以上の歯垢除去率が期待できる、オーラルケアには欠かせないものなのです。

~まとめ~

どちらが優秀かというより、個人の口の中の形、使い勝手や好みにより使い分けが必要です。

どんなに器用な人でも歯ブラシだけでは、すべての歯垢(プラーク)を落とすことはできません。

フロスや歯間ブラシを使うことで口臭だけでなく、虫歯や歯周病も予防することが出来ます。

始めは面倒に思うかもしれませんが、虫歯や歯周病で痛い思いをして、不快な歯科治療を少なくない治療費と時間をかけて受けるよりかは予防した方が断然ストレスは少ないはずです。

まずは週に1回でも取り入れてみてください♪