こんにちは!博多区やまだホワイトクリニックの陣之内です。
最近、受動喫煙による病気の発症リスクが高いというニュースがありました。
では、お口の中の影響はどうでしょうか?
最近の研究結果でタバコを吸う家庭のお子さんに虫歯が多いことが分かってきました。 家族が喫煙する(目の前)お子さんの方が
3歳になるまでに虫歯が出来るリスクが2.14倍になるという研究結果が出ているそうです。
なぜタバコを吸う家庭のお子さんに虫歯が多いのでしょうか?
いくつかの理由が考えられますが受動喫煙によって子供の免疫力が落ちているため早い時期に虫歯菌に感染してしまったり、親の
口の中に菌が潜んでいてその凶暴な虫歯菌が子供にうつってしまったなどです。
歯周病への影響はどうでしょうか?
これも受動喫煙をしているお子さんの場合、受動喫煙していないお子さんに比べると歯と歯茎の付着がゆるくなり歯と歯茎の境目の
溝が深くなるという調査結果が出ています。
受動喫煙による影響はお子さんだけでなく大人にもみられます。 特にお子さんやご家族、周りの方、そしてご自身にもお口の中や体
にもいろいろな影響を及ぼしますのでご自身の為にも禁煙されることをおすすめ致します。